WSS2008でSISを使用してみる

by kusakari 31. 7月 2009 19:00

SIS(Single Instance Storage)の実験をおこないます。

SISはストレージ上の重複したファイルを削除して、容量の最適化をおこなう機能です。

http://www.microsoft.com/japan/windowsserver2008/editions/wss08/sis.mspx

なお、SISはWindows Storage Serverに実装されています。

ということで、今回実験する環境はWindows Storage Server 2008 Enterpriseで行います。

 

ではまず、SISコンポーネントのインストールを行います。

SISはサーバマネージャ上からはインストール出来ないみたいで、コマンドプロンプトを起動して下記のコマンドを使ってインストールすることになります。

Microsoft Windows [Version 6.0.6001]
Copyright (c) 2006 Microsoft Corporation.  All rights reserved.
C:\Users\Administrator>ocsetup SIS-Limited

 

しばらく待つと、下記のポップアップメッセージが表示され再起動を促されますので、再起動を行います。

090730165241_1546

 

再起動後、サービスとして追加されたものだと思いイロイロ確認してみたところ・・・

「単一インスタンス ストア Groveler」サービスが追加されていました。

※「C:\Windows\system32\grovel.exe」がサービスとして稼働するみたいです。

090730171152_1547090730171300_1548090730171355_1550090730171337_1549   

 

次にSISをインストールするボリュームを選択します。

引き続きコマンドプロンプトから次のコマンドを入力します。

ココではEドライブにインストールしています。

C:\Users\Administrator>sisadmin /i E:
SIS はボリューム 'E:' 上で初期化されています。
Groveler サービスを再開しています...

 

ちなみに、システムが入ったボリューム領域で実行すると・・・

C:\Users\Administrator>sisadmin /i C:
Windows がインストールされているシステム ボリュームやブート ボリュームでは SISはサポートされません。

となります。

 

以上で環境は整いましたので、実際に重複した同じ内容のファイルを複数配置して動作確認に移ってみたいと思います。

今回は「C:\Windows\Web\Wallpaper\server.jpg」ファイルを「E:\data」フォルダに10個コピーしてみました。

090731171200_1557

 

もうすでにSISは有効になっているので、効き目があるはずですので、まずはコマンドで確認してみます。

C:\Users\Administrator>sisadmin /v
ボリューム 'E:\' を分析しています。
SIS Common Store ディレクトリを分析しています...
SIS Common Store ディレクトリを分析しています... 1 が処理済みです。完了しました。
再解析ポイントを分析しています...
再解析ポイントを分析しています... 10 が処理済みです。0 は解析されませんでした。
完了しました。
データを分析しています...
データを分析しています... 完了しました。
=== WSS2008X64 上のボリューム 'E:\' の分析 ===
共通ストア ファイル:                          1
リンク ファイル:                            10
アクセスできないリンク ファイル:                  0
節約されたスペース:                     983 KB

 

次にファイル10個選択した状態でのプロパティをみてみます。

090731171218_1558

上手く機能してディスク上での実サイズ容量が減っているのが分かります。

 

重複しているファイルのオリジナルを「SIS Common Store」というフォルダに移動され、代わりに元のファイルへはポインタが置かれる仕組みです。

で、この「SIS Common Store」フォルダは隠しフォルダで、SISをインストールしたボリュームのルートに作成されます。

090731182016_1569

 

なお、リモートの共有ディスクはサポートしていません。

C:\Users\Administrator>sisadmin /i \\COMPUTERNAME\SHAREFOLDER
ボリューム '\\COMPUTERNAME\SHAREFOLDER' で SIS を初期化できませんでした (0x80041008)

ローカルドライブに割り当てても・・・

C:\Users\Administrator>sisadmin /i I:
ボリューム 'I:' で SIS を初期化できませんでした (0x80070002)
指定されたファイルが見つかりません。

diskpartを使用してみる

by kusakari 30. 7月 2009 19:56

ディスクのパーティションやボリュームの作成や削除、またサイズの拡張や縮小などの操作を行うdiskpartコマンドを使って、実際にボリュームの縮小を実行して空き領域を作り、そこに新規にボリュームの作成をやってみました。

実験開始前は、単一のディスク(容量75GB)で、フルに75GBの容量のワンパーティションを作成してあります。
これを2つのパーティションに分けたいと思います。

参考にしたのは下記のサイトです。
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/1115dpartcmd/dpartcmd.html
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/941diskshrink/diskshrink.html


コマンドプロンプトを起動し「diskpart」と入力してdiskpartを起動します。

Microsoft Windows [Version 6.0.6001]
Copyright (c) 2006 Microsoft Corporation.  All rights reserved.

C:\Users\Administrator>diskpart



まずは、物理的に搭載しているHDDを確認します。

Microsoft DiskPart バージョン 6.0.6001
Copyright (C) 1999-2007 Microsoft Corporation.
コンピュータ: WSS2008X64

DISKPART> list disk

  Disk ###  Status           Size     Free     Dyn  Gpt
  --------  ---------------  -------  -------  ---  ---
  Disk 0    オンライン         75 GB     8 MB



操作対象とする目的のHDDを選択します。
「select disk」のあとに入力する数字は、「list disk」で表示された「Disk ~」の部分です。

DISKPART> select disk 0

ディスク 0 が選択されました。



選択したHDDのパーティションの状態を確認するには「list partition」を入力します。

DISKPART> list partition

  Partition ###  Type                Size     Offset
  -------------  ------------------  -------  -------
  Partition 1    プライマリ               75 GB    32 KB



ちなみにマシンのボリュームを確認するには「list volume」で表示できます。

DISKPART> list volume

  Volume ###  Ltr Label    Fs    Type        Size     Status     Info
  ----------  --- -----------  ----  ----------  -------  ---------  --------
  Volume 0    D                      CD-ROM         0 B  メディアなし

  Volume 1    C                NTFS  Partition   75 GB  正常       システム



今回はこの「Volume 1」を縮小するので、操作対象としてマークします。

DISKPART> select volume 1

ボリューム 1 が選択されました。



最大でどのくらい圧縮できるのか「shrink querymax」で確認します。

DISKPART> shrink querymax

再利用できる最大のバイト数は次のとおりです。   35 GB



今回は最大で35GB縮小できるみたいなので、「shrink」と入力します。これで35GBの空き領域が確保できます。
ちなみにサイズを指定する場合は「shrink desired=***」と入力します。「***」にはMB単位でサイズを入力します。

DISKPART> shrink

ボリュームは、次の方法で正常に縮小されました:   35 GB



空き領域が確保できたので、「list volume」で状態を確認します。

DISKPART> list volume

  Volume ###  Ltr Label    Fs    Type        Size     Status     Info
  ----------  --- -----------  ----  ----------  -------  ---------  --------
  Volume 0    D                      CD-ROM         0 B  メディアなし

  Volume 1    C                NTFS  Partition   40 GB  正常       システム



次に、空き領域を使えるようにします。
まずは、パーティションを作成します。

DISKPART> create partition primary

DiskPart は指定したパーティションの作成に成功しました。



ボリュームの状況を確認します。Volume 2に「*」が付いていますが、これは現在、操作対象となっているものを表します。

DISKPART> list volume

  Volume ###  Ltr Label    Fs    Type        Size     Status     Info
  ----------  --- -----------  ----  ----------  -------  ---------  --------
  Volume 0    D                      CD-ROM         0 B  メディアなし

  Volume 1    C                NTFS  Partition   40 GB  正常       システム

* Volume 2                     RAW   Partition   35 GB  正常



このボリュームをフォーマットします。
クイックフォーマットでフォーマットする時は「format quick」とします。

DISKPART> format

  100% 完了しました

DiskPart は、ボリュームのフォーマットを完了しました。



最後に、ドライブ文字を割り当てます。

DISKPART> assign letter = e

DiskPart はドライブ文字またはマウント ポイントを正常に割り当てました。



最後にボリュームを確認します。

DISKPART> list volume

  Volume ###  Ltr Label    Fs    Type        Size     Status     Info
  ----------  --- -----------  ----  ----------  -------  ---------  --------
  Volume 0    D                      CD-ROM        0 B  メディアなし

  Volume 1    C                NTFS  Partition  40 GB  正常       システム

* Volume 2    E                NTFS  Partition  35 GB  正常

IISでZendFrameworkを利用する

by kusakari 28. 7月 2009 21:20

今後、インストールする予定のOSSで、Zendのアプリケーションフレームワークが環境要件に入っていたため、IISで動作するようにZend Frameworkのインストールを行ってみたいと思います。

 

環境は下記の通りです。

Windows Server 2008 R2 RC版
IIS 7.5
URL Rewrite Module 1.1
Zend Framework 1.8.4
PHP 5.2.10

 

なお、事前にサーバー上でphpが動作する環境が整っていることを前提にしています。

 

■1:

下記のサイトから「Zend Framework 1.8.4 patch 1 Full 」をダウンロードします。

http://framework.zend.com/download/current/

 

■2:

Cドライブのルートに「ZendFramework」という名前のフォルダを作成し、このフォルダの中に、■1でダウンロードした圧縮ファイルを解凍したフォルダの中身をコピーします。

 

■3:

php.iniを開き「include_path」に「c:\ZendFramework\library」フォルダを追加します。

 

■4:

下記のサイトからURLリライトモジュールをダウンロードしてインストールします。

http://www.iis.net/extensions/URLRewrite

※今回は「URL Rewrite Module 1.1 x64」を使用します。

090728145430_1529 090728145550_1530

 

■5:

IISマネージャーを起動して、左側から「Default Web Site」などのWebサイトを選択し、真ん中の機能ビューの中から「URL Rewrite」を選択します。

操作ウィンドウから「Import Rules...」を選び、下記のルールを「Rewrite rules:」にコピーします。

RewriteRule !\.(js|ico|gif|jpg|png|css)$ index.php

 

「Converted rules」で×マークが表示されていなければ、操作ウィンドウで「適用」を押します。

090728152029_1532

 

■6:

■5で設定したリライトの動作確認を行います。

で、インポートしたルールの内容は、次の拡張子以外の名前のパスを全て、index.phpにリライトしニャさいという内容です。

.js
.ico
.gif
.jpg
.png
.css

 

「C:\inetpub\wwwroot」に「index.php」という名前のファイルを作成し、中身を下記のように記述します。

<?php echo 'ハロー, Zend Framework !'; ?>

ブラウザから「http://localhost/iisstart.htm」にアクセスして「Hello, Zend Framework !」と表示されればOKです。

090728160431_1536

 

■7:

フレームワークにアクセスする準備が整ったので、いよいよZend Frameworkのライブラリにアクセスしてみます。

先ほどの「C:\inetpub\wwwroot\index.php」を開いて、下記のように変更してみます。

<?php require_once 'Zend/Version.php'; echo 'ハロー, Zend Framework ! version = ' . Zend_Version::VERSION; ?>

090728160356_1535

 

 

DSC01334

目がピカッー!ってニャるぐらいまっしぐらな、

ネコ用フレームワークってありますか?

IIS7+で自己署名入り証明書の発行

by kusakari 24. 7月 2009 19:50

Windowsドメイン証明書の発行の作業ついでに、IIS7+で自己署名入り証明書の発行を試してみました。

 

■1:

インターネット インフォメーション サービス(IIS)マネージャを起動します。

 

■2:

左側でサーバー名を選択し、真ん中の「サーバー証明書」を選択します。

「サーバー証明書」が表示されない場合は、真ん中下の部分が「機能ビュー」になっているか確認してください。

090722200040_1488

 

■3:

右側の操作ウィンドウで、「自己署名入り証明書の作成」を選択します。

 

■4:

フレンドリ名を指定します。

証明書ごとに付く名前ですので、管理しやすい名前などを入力します。

090722200053_1489

 

■5:

次に、発行されたWindowsドメインサーバ証明書をIIS7+でバインドします。

IISマネージャ上で「Default Web Site」などのWebサイトを選択し、右側の操作ウィンドウから「バインド」を選びます。

 

 

■6:

「追加」ボタンを押して、種類を「https」に変更し、「SSL証明書」で先ほどの証明書を選んで「OK」を押します。

090722200209_1490 090722200237_1491

IIS7+でWindowsドメイン証明書の発行

by kusakari 23. 7月 2009 19:16

BlogEngineでActiveDirectory認証が出来るようになったので、セキュリティ面などからSSL対応にしようと考え・・・手っ取り早く、自己証明で良いか!と思ったのですが、せっかくなので、今回、Windowsドメイン上のCAで発行した証明書を、IIS7+でバインドするようにしました。

 

■1:

インターネット インフォメーション サービス(IIS)マネージャを起動します。

090722221144_1512     

 

■2:

左側でサーバー名を選択し、真ん中の「サーバー証明書」を選択します。

「サーバー証明書」が表示されない場合は、真ん中下の部分が「機能ビュー」になっているか確認してください。

 

■3:

右側の操作ウィンドウで、「ドメイン証明書の作成」を選択します。

 

■4:

証明書の作成ウィンドウが表示されますので、下記の情報を入力します。

一般名 : 証明書の名前(ホスト名)
組織 : 組織の名前など
組織単位 : 組織の部門名など
市区町村 : 組織所在地の市区町村名など
都道府県 : 組織所在地の都道府県名など
国/地域 : 組織所在地の国や地域名など

090722221206_1513

 

■5:

「オンライン証明機関の指定」で「選択」ボタンを押して、表示されたWindowsドメイン内のCAサーバーを選択します。

フレンドリ名は、証明書ごとに付く名前ですので、管理しやすい名前などを入力します。

090722221255_1515

 

■6:

次に、発行されたWindowsドメインサーバ証明書をIIS7+でバインドします。

IISマネージャ上で「Default Web Site」などのWebサイトを選択し、右側の操作ウィンドウから「バインド」を選びます。

 

■7:

「追加」ボタンを押して、種類を「https」に変更し、「SSL証明書」で先ほどの証明書を選んで「OK」を押します。

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