DirectAccessの設定の続きを実行していきます。
前回からの続きになりますので、設定内容で不明箇所があれば、下記のURLから前回の内容をご覧ください。
http://www.gine.jp/blog/kusa/post/DirectAccesse381aee382a4e383b3e382b9e38388e383bce383ab-2.aspx
動作確認用のAppサーバーのセットアップを行います。
| コンピューター名: |
Blue |
| 役割: |
IIS |
| プライベートIPアドレス: |
172.16.1.11/24 |
■DNSサフィックス
NICにはドメインのDNSサフィックス「color.local」を登録します。
■ドメイン参加
「color.local」ドメインに参加して、サーバーを再起動します。
■ドメインログイン
ドメインアカウントを使用して「color.local」ドメインにログインします。
■証明書の登録
- DirectAccessのコンピュータ(Yellow)上で、mmcからローカルコンピューターの証明書スナップインを開きます。
- 「証明書(ローカルコンピューター)」「個人」「証明書」を右クリックして「すべてのタスク」「新しい証明書の要求」を選択します。
- 「次へ」を押して「Active Directory 登録ポリシー」が選択された状態で「次へ」を押します。
- 「Web Server 2008」にチェックを付けて「この証明書を登録するには情報が不足しています。設定を構成するには、ここをクリックしてください。」を選択します。
- サブジェクトタブで下記の情報をそれぞれ入力し「追加」ボタンを押して「OK」を押します。
•サブジェクト名
| 種類: |
共通名 |
| 値: |
nls.color.local |
•別名
| 種類: |
DNS |
| 値: |
nls.color.local |

- 「登録」を押して「状態:成功」となっているのを確認し「完了」を押します。

■IISインストール
IISをインストールします。 デフォルト設定でインストールしますので、説明は省略します。
■証明書のバインド
- 管理ツールから「インターネット インフォメーション サービス(IIS)マネージャー」を起動します。
- 「Default Web Site」を選択し、右側の操作パネルから「バインド」を選びます。
- 「追加」を押して下記のように設定します。
| 種類: |
https |
| IPアドレス: |
未使用のIPアドレスすべて |
| ポート: |
443 |
| SSL証明書: |
nls.color.local |

- 「インターネット インフォメーション サービス(IIS)マネージャー」を閉じます。
■共有フォルダ
適当に共有フォルダを作成します。
では、次に仮想インターネット用のサーバーのセットアップを行います。
| コンピューター名: |
Black |
| 役割: |
DNS |
| パブリックIPアドレス: |
10.1.1.100/24 |
■DNSサフィックス
NICにはドメインのDNSサフィックス「ex.local」を登録します。
■DNSインストール
DNSをインストールします。 「役割の追加」からデフォルト設定でインストールしますので、説明は省略します。
■ゾーンとレコードの作成
- 管理ツールから「DNS」を起動します。
- 前方参照ゾーンに「ex.local」ゾーンをデフォルト設定で作成します。
- ゾーン作成後、下記のAレコードを作成します。
| 名前: |
black |
| IPアドレス: |
10.1.1.100 |
- 再度、前方参照ゾーンに「color.local」ゾーンをデフォルト設定で作成します。
- ゾーン作成後、下記のAレコードを作成します。
| 名前: |
yellow |
| IPアドレス: |
10.1.1.10 |
| 名前: |
crl |
| IPアドレス: |
10.1.1.10 |


そして、ホームネットワーク用のNAT環境をセットアップします。
| コンピューター名: |
Green |
| プライベートIPアドレス: |
192.168.137.1/24 |
| パブリックIPアドレス: |
10.1.1.101/24 |
■DNSサフィックス
パブリック側のNICにはドメインのDNSサフィックス「ex.local」を登録します。
■ネットワークの共有
パブリック側の「ローカルエリア接続のプロパティ」で共有タブを開きます。
「ネットワークのほかのユーザーに、このコンピューターのインターネット接続をとおしての接続を許可する」に、チェックをいれます。
プライベート側のIPアドレスが「192.168.137.1/24」に自動的に設定されます。

環境準備の最後に、DirectAccessのクライアントの環境をセットアップします。
| コンピューター名: |
White |
| プライベートIPアドレス: |
192.168.137.101/24 |
■ドメイン参加
「color.local」ドメインに参加して、サーバーを再起動します。
■ドメインログイン
ドメインアカウントを使用して「color.local」ドメインにログインします。
■グループにメンバー追加
ドメインコントローラーのコンピューター(Red)上で、管理ツールから「Active Directory ユーザーとコンピューター」を起動します。
DirectAccessGroupグループのメンバーに「white」クライアントを追加します。
■リソースアクセスのテスト
172.16.1.0/24のネットワークに参加している状態で、Blueサーバーへ接続のテストを行います。

これでDirectAccessを実験するための環境が整いました。
次回は、DirectAccessのインストールから設定、動作確認までを行います。
DirectAccessのインストール その1:
http://www.gine.jp/blog/kusa/post/DirectAccesse381aee382a4e383b3e382b9e38388e383bce383ab-1.aspx
DirectAccessのインストール その2:
http://www.gine.jp/blog/kusa/post/DirectAccesse381aee382a4e383b3e382b9e38388e383bce383ab-2.aspx
DirectAccessのインストール その3:
http://www.gine.jp/blog/kusa/post/DirectAccesse381aee382a4e383b3e382b9e38388e383bce383ab-3.aspx