RRAS の内部インターフェースの IP アドレスを DNS に登録されないようにする

by kusakari 30. 6月 2010 18:51

ルーティングとリモートアクセス(RRAS)で、内部インターフェースのIPアドレスを、DNSサーバーに対して動的にレコード更新してしまうことがあります。

このため、クライアントがDNSなどにクエリを投げた際に、内部インターフェースのIPアドレスを返してしまうことがあり、通信が失敗することがあります。
※RASとDNSが同一サーバー上、RASのIPアドレスの割り当て方法が、DHCPを使うような場合に動的レコードが追加更新されることを確認してあります。

 

下図のRRASのキャプチャで言えば、赤枠で囲った「xxx.xxx.xxx.51」のアドレスが、内部のPPPインターフェースになります。
2010629_104313_807

 

この内部PPPインターフェースに対して、DNSに登録する登録しないの設定が出来ないため、DNSにレコードを追加させないようにするには、下記のレジストリを変更して対応します。
※この設定は、ルーティングとリモート アクセス サーバーで DNS または WINS を実行する場合の名前解決と接続の問題 のKBの内容です。

 


  1. ■下記の場所に「新規」から「文字列値」を作成。
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\DNS\Parameters

    値の名前 : PublishAddresses
    データ型 : REG_SZ
    値のデータ :サーバーのローカル ネットワーク アダプタの IP アドレス。


  2. ■下記の場所に「新規」から「DWORD値」を作成。
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Netlogon\Parameters

    値の名前 : RegisterDnsARecords
    データ型 : REG_DWORD
    値のデータ : 0


  3. DNS サービスとNetlogon サービスを再起動します。
    または、サーバーを再起動してください。
    再起動後、nslookupなどのコマンドで、内部PPPインターフェースのIPアドレスが返されないことを確認します。

 

Exchange 2007 で Windows ドメイン 証明書の利用

by kusakari 19. 6月 2010 13:32

Exchange2007 で、Windowsドメイン証明書を作成して利用する際の個人用メモです。

 

1:Exchange管理シェルを起動します。


2:下記のコマンドを入力し、証明書要求ファイルを作成します。

New-ExchangeCertificate -DomainName <サーバー名のFQDNやドメイン名> -SubjectName <X.500識別名> -PrivateKeyExportable:$True -GenerateRequest:$True -Path <ファイル名込みの証明書要求ファイルの保存パス> 

2010617_201029_797


3:ブラウザを起動して次のURLにアクセスします。
http://<証明書サービスをインストールして構成しているCAサーバーのコンピュータ名>/certsrv/


4
4-1:「証明書を要求する」
2010619_131458_805

4-2:「証明書の要求の詳細設定」
2010617_201112_799

4-3:「Base 64 エンコード CMC または PKCS #10 ファイルを使用して証明書の要求を送信するか、または Base 64 エンコード PKCS #7 ファイルを使用して更新の要求を送信する。 」
2010617_201124_800

4-4:「保存された要求」のテキストボックスに、2で作成したファイルの内容をコピーして貼付けします。
※(-----BEGIN NEW CERTIFICATE REQUEST-----)と(-----END NEW CERTIFICATE REQUEST----)も含めます。
「証明書テンプレート」を「Web サーバー」に変更。
「送信ボタン」
2010617_201228_801

4-5:「証明書のダウンロード」で適当な場所に証明書を保存します。
2010617_201255_802


5:再び、Exchange管理シェルに戻り、下記のコマンドを入力し証明書のインポートを行います。

Import-ExchangeCertificate -Path <4-5で保存した証明書ファイルのパス> 

2010617_201333_803


6
:インポートが成功したら、画面に表示されてる「Thumbprint」をコピーします。


7
:下記のコマンドを入力して、SSLが必要なサービスと結びつけして設定自体は完了です。

Enable-ExchangeCertificate <Thumbprint> -Service:<None, IMAP, POP, UM, IIS, SMTP">

2010617_20146_804

 

SCVMM の WindowsPE にドライバを組み込む

by kusakari 10. 6月 2010 22:13

SCVMMからオフラインP2Vを実行した際、ソースマシンをVHD変換する際に使う、WindowsPEにドライバを組み込む方法をメモします。

 

SCVMMからP2Vを行う方法に関しては、technetで日本語で分かりやすく紹介されていますので参考になると思います。
また、technet以外でも、いろんなサイトで画像付きなどで分かりやすく紹介されていますので、私の方ではそこら辺は省略しようと思います。

P2V: 変換を実行する方法
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc917882.aspx

オフラインP2V実施時に、WindowsPEで起動してソースマシンをVHD変換しますが
この時、ソースマシンのディスクストレージやNICのドライバが、WindowsPEが標準で持っていれば何も問題はありません。
しかし、ドライバを持っていない場合、当然、ディスクを読み込めなかったり、通信が出来なかったりします。
そうなるとP2Vが失敗しますので、それを防ぐためにWindowsPEにドライバを組み込むことが必要になります。

なお、WindowsPEはWindowsVistaベースとなるため、Vista用のドライバが必要になります。
また、NICに関しては、下記のフォルダに、適当なフォルダを作ってドライバファイルを配置しておくことで、SCVMMが自動で読み込んでくれます。

C:\Program Files\Microsoft System Center Virtual Machine Manager 2008 R2\Driver Import

※SCVMMをデフォルトでインストールした場合のパスです。

 

 

では、WindowsPEにドライバを組み込む方法です。

1:下記のフォルダをコピーして、適当な場所にバックアップをとります。

C:\Program Files\Microsoft System Center Virtual Machine Manager 2008 R2\VMMData


2:わかり易い場所に作業用フォルダを作成し、その中に「mount」という名前のフォルダと、上記VMMDataフォルダの中のファイル全てをコピーします。
ココでは、CドライブのルートにWPEという名前でフォルダを作成しました。


3:スタートメニューから「Microsoft Windows AIK」の中にある「Windows PE Tools Command Prompt」を管理者で起動します。
201063_185126_782

4:カレントを先程作成したディレクトリに移動して、下記のコマンドを入力して、イメージをマウントします。

imagex /mountrw boot.wmi 1 c:\wpe\mount

 

マウントに成功すると、下記のようなメッセージが表示されます。

c:\wpe>imagex /mountrw c:\wpe\boot.wim 1 c:\wpe\mount

ImageX Tool for Windows
  Copyright (C) Microsoft Corp. All rights reserved.

Mounting (RW): [c:\wpe\boot.wim, 1] ->                [c:\wpe\mount]

Successfully mounted image (RW). 

201069_165228_789   

5:読み込ませたいドライバのinfファイルへのフルパスを、下記のように入力します。

peimg /inf=c:\driver\driver.inf c:\wpe\mount\Windows 

複数のドライバを読み込ませたい場合は、都度、上記のコマンドを実行します。

ドライバの追加に成功すると、下記のようなメッセージが表示されます。

c:\wpe>peimg /inf=c:\driver\driver.inf c:\wpe\mount\

  Windows

  Preinstallation Environment Image Setup Tool for Windows

  Copyright (C) Microsoft Corporation. All rights reserved. 
Installing INF package: c:\driver\driver.inf 
PEIMG completed the operation successfully. 

201069_165341_790


6:必要なドライバを全て読み込ませたら、下記のコマンドでコミットさせます。

 imagex /unmount /commit c:\wpe\mount 

コミットに問題なければ、下記のようなメッセージが表示されます。

c:\wpe> imagex /unmount /commit mount

ImageX Tool for Windows
  Copyright (C) Microsoft Corp. All rights reserved.

Unmounting: [c:\wpe\mount]... 

Successfully unmounted image.

201069_16541_791


7:コミット完了後、C:\WPEフォルダの中身を下記のフォルダの中身と置き換えます。

C:\Program Files\Microsoft System Center Virtual Machine Manager 2008 R2\VMMData 

 

 

以上が、WindowsPEにドライバを組み込む例です。
個人的に経験したP2Vの内容では、NICとアレイコントローラー等のドライバの読み込ませが必要になりました。

 

Hyper-V 上の仮想マシンの複製

by kusakari 18. 5月 2010 22:42

Hyper-V上の仮想マシンを複製しようとした時、単純にVHDや構成ファイルをコピーして・・・とやると、マシンごとに存在する固有情報で重複等が発生します。
そのため sysprep を使って固有の情報などを書き直しして、仮想マシンのコピーを作成する実験してみたいと思います。


SIDが重複してても、下記のtechnetの記事を読む限り(おそらく)問題はないみたいです。ので、今回はSIDの再生成は行わずに実施します。
http://technet.microsoft.com/ja-jp/windows/ff363109.aspx



■環境

  • Hyper-V 2.0
  • WindowsServer 2003 R2 x64
  • Sysprep 2.0

 

 

■sysprepの実行
OSのメディアにsysprepがありますので、下記のパスにあるキャビネットファイルを解凍します。

<"ドライブ名">:\support\tools\deploy.cab


2010518_10305_770

 


解凍して出来たファイルの中に「sysprep.exe」がありますので、複製元となる仮想マシン(ココではWindowsServer 2003 R2)上で実行します。
sysprepを実行するとウィンドウが表示されますので、オプション欄「セキュリティ識別子を再生成しない」にチェックを入れて、シャットダウンモードを「シャットダウン」にして「再シール」ボタンを押します。 
2010518_103745_774

しばらくするとシャットダウンします。

 

 

■Hyper-Vマネージャーでエクスポート/インポート
Hyper-Vマネージャー上で、複製元の仮想マシンをエクスポートします。
2010518_10445_775


エクスポート終了後、エクスポート先のフォルダを、新しく作成するマシン名などにリネームします。
そして、Hyper-Vマネージャーでインポートを選択して、先程エクスポートしたフォルダを選択し、インポートの設定で「仮想マシンをコピーする(新しい一意なIDを作成する)」を選びます。
2010518_114230_777

 

 

■sysprep ふたたび
インポートによって出来上がった仮想マシンを起動すると、sysprerpが実行されますので、セットアップウィザードを実行して完了です。
2010518_12258_778

Outlook 2007 の 動作ログを取る

by kusakari 20. 4月 2010 19:49

Outlook2007で、通信ログを取る方法です。

  1. メニューバーの「ツール」。
  2. 「その他」タブで「詳細オプション」。
  3. 「動作履歴を記録する(トラブルシューティング)」にチェック。

2010419_181622_752

 

 

設定後、Outlookを再起動すると記録が開始され、Windows Vista や Windows 7 だと、下記のフォルダにプロトコルなどに分類されたログファイルが作成されます。

C:\Users\”ユーザー名 ”\AppData\Local\Temp\outlook logging

なお、OPMLog.logファイルにPOP3、SMTP、Exchangeに関するログが書き込まれます。

 

下図は、POPしゃべってるログファイルの例です。
2010420_103433_754

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